毎日のマスク生活。メガネ族にとっては、顔の露出度が低くなってメイクはラクだけど、お面をかぶっているようなうっとうしさもありますね。
特に悩みはメガネのくもり。
- 通勤電車に飛び込んだとたん目の前がぼーっとして何も見えない
- 会社についたらメガネが真っ白で人に笑われる…。
- 会議室でメガネがくもって書類が読めない!
- 料理中に湯気でくもって調理不能!
- 熱々のラーメンやスープを前にして、中身が見えない!
こんな経験をしている人は多いのでは?
私は楽器をやっているので、人と演奏中に楽譜が見えなくなるとやばいことになります。
それで世間にはメガネのくもり止めというものがあるんですね。
- でも本当にくもらなくなるの?
- どれを選べばいいのかな?
- 100均かコンビニで買えないの?
そんな疑問に答えるべく、リサーチに乗り出しました。
・この記事の内容はこちら
- メガネのくもり止めにはどんなモノがあるの?
- ほんとうに曇らなくなる?
- 私のおすすめはクロスです。100均で買えるモノも。
マスク生活スタート直後から、半年ほどつかっているくもりどめクロス。予想以上の効果に驚いています。定期的にめがねを拭くという習慣も身について、なぜもっと早く買わなかったのか?と後悔するほど。
冬に向けて、ぜひみなさんにも試してほしいと思って記事にしてみました。
目次
メガネのくもり止めにはどんなモノがあるの?
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めがねのくもりどめはいろいろな種類が出ていますが、大きく分ければ以下の2つです。
- 液体 (塗るタイプ)
- クロス (拭くタイプ)
それぞれの使い方と効果は?
液体(塗るタイプ)
塗るタイプはざっくり分けると以下の2種類です。
- スプレーで吹きつけるもの
- 指などで塗るジェルタイプ
スプレーは均等に塗りやすい。ジェルは効果が長もちしやすいものが多いという特徴があります。
どちらも先に汚れやホコリをとり、塗布後少し時間をおいてから、布で拭きあげる必要があります。
ガラス拭きと同じで、よく磨かないと水あとがついてしまいます。
また、成分によっては汚れ防止のコーティンがとれてしまうこともあるので、液性は中性で加工レンズOKのものを選びましょう。
くもり止めクロス(拭くタイプ)
メガネを拭くことによって成分をレンズになじませるタイプです。
一見効果が薄く見えますが、そんなことはありません。
使い方はメガネの汚れ、ホコリをとってから、よく拭く だけで超シンプル。
「よく拭く」は、結構力を入れて、ふだんのメガネ拭きより数回多めに拭く程度です。
そもそもメガネはなんでくもる? くもり止めはほんとうに効果があるの?
液体をなじませるだけでくもらなくなるって、不思議ですよね。私も効果については半信半疑でした。
そもそも「くもり」=超細かーい水滴の集まり。気温、室温より、メガネが冷たいと、空気中の水蒸気が水にもどり、レンズの表面に付着します。丸い水滴がでこぼこをつくって乱反射するため、モノが見えにくくなってしまうのです。
くもり止めの成分は界面活性剤。天下の生活用品メーカー、花王さんの説明によると以下。
界面活性剤は、界面(物質の境の面)に作用して、性質を変化させる物質の総称です。 構造としては、1つの分子の中に、水になじみやすい「親水性」と、油になじみやすい「親油性」の2つの部分を持っています。
昔ながらの石けんも、洗濯洗剤、住居曜洗剤、食器洗い洗剤にも含まれている成分です。これをレンズに付着させると、微細な水滴の表面張力を壊して平らな水面に変えます。すると、水分はあっという間に蒸発するので、どんなに水滴がついてもくもらなくなるのだそうです。
使ったのはこちらの缶入りクロスです。
さて、私が買ったのがシニアグラスやくもり止め剤の専門メーカー、株式会社SIMON(サイモン)の「Fog Stop Can(フォグストップ缶)」。丸い小さな缶が大好きなので、AMAZONで見つけて即買いしてしまいました。
前述のように、布で拭くだけでくもらないって、うっそー…と思っていたんですが、マスク生活突入から半年、メガネがくもって困ることはほぼ皆無。気づいたら手放せない存在に。
使う前は電車に乗る度にくもって困っていたので、もっと早く使えばよかったなと思います。
くもり止めは、缶入りクロスがおすすめな理由
塗るタイプのくもり止めで、口コミなどの評価が高いものにはこんなものがあります。
こういうタイプを家族がつかっていたのですが、なかなか続かないんですね。指で塗るよりはスプレーの方がラクですが、
- レンズのホコリや汚れを落とす
- 液体やジェルをつけて、
- しばらくおいてなじませて
- 乾いた布で拭く
という4ステップがめんどうなんです。
フォグストップ缶の場合は、こんな感じ。
- レンズのほこりや汚れを落とす
- くもり止めクロスでよく拭く
の➁ステップで完了です。さして汚れていなければ、いきなり2でも大丈夫。
ただし、ちょっと拭いただけではダメで、息を吹きかけてから、ふきふきふきふき…という感じで少し力を入れて10~12回拭きます。
毎日拭くのはめんどう? いつ、どこで拭く?
中には毎日きちんと拭くのはめんどう、いつ拭くの?っていう人もいますよね。
おすすめは朝イチです。
この缶とメガネを洗面台に置いておいて、朝起きてメガネをかける前に拭きます。
顔を洗ったあとメガネをさっと水洗いして、ティッシュペーパーで拭きます。(これはメガネ専門店で習った方法、きれいなら省略可)その後、缶から出したクロスでよく拭きます。
これが毎朝の習慣になったので、朝からきれいなメガネで過ごせます。汚れたらなんとなく拭く、ではなく、意識してクリーニングするので、今まででいちばんきれいなメガネ生活ができている上に、マスク生活の不快なくもりも解消!!というわけです。
人によっては職場に常備したり、バッグに携帯するために、もう1枚あった方がよいですね。メガネを拭きたいときはこれで拭くようにしたら、いつも不快なくもりと無縁でいられます。
くもりどめクロスだけでもいろいろ売っていますが、缶があった方がなくしたりぬれたりせず、習慣化しやすいので、缶入りでよかったな、と思っています。
フォグストップ缶はどこで買える? 100均にはないの?
缶がおしゃれで機能性も抜群のフォグストップ缶。こちらはAMAZONでも楽天市場でも買えますが、プライム会員の方だと送料無料で、AMAZONの方が960円と少しお安くなります。
布1枚にそんなに払えるかっ!! ちょっと試してみてから…、という方は、100円ショップのダイソーのこちらもあります。
フォグストップクロスが300回使えるのに対して、こちらは60回で110円。コスパはよいですね。
次回はこれを缶に入れて使ってもいいかな……(笑)。
というわけで、性能のよいくもり止めで、これからの季節、メガネが真っ白、なんにも見えない~の悩みから解放されて、いつもピカピカメガネ生活を!!