こんにちは~!桜畑です。
先日、人生初、カードケースをまるごと紛失しました!!
定期券やクレジットカードを1つだけなくしたことはあったけど、ふだんよく使うクレカ、キャッシュカードや、ポイントカード、会員証をごそっとなくしたのは初めてです。
総計10枚……(泣)
しかし、落ち込んでいる暇はありません。不正利用されないために利用ストップや再発行その他、膨大な事務が発生します。
でも、大丈夫。カードを落として青くなっているみなさんも、
ひとつひとつ手順をふめば、1週間くらいで元の生活に戻れますよ!!
今回の経験をシェアしていきますね。
こんな疑問に答えます
- キャッシュカードやクレジットカードをなくした!まず何からすれば?
- 再発行はめんどうくさい?お金がかかるの?
- 今後なくさないためにすることは?
目次
1,最初にすること
①本当に失くしたかを確かめる
●身の回りを探す
まずバッグの中や室内をよくよく調べます。かばんの中は特にぜんぶのものを出し、小さいポケットや、底板や裏地に入っていないかまでよくよく確認。
着ていた服のポケットの中、洗濯ものも一応チェック。玄関や、家の中で小物を置く場所や床、自転車ならかごの中に落ちていないかも確かめましょう。
●どこでなくしたか?考える
あのお店で…とか思い当たる場所があれば、電話してみます。実際に預かってくれている場合もあります。
桜畑の場合はカードケースないかも~と気づいたのは、2泊3日の旅行から戻った翌日の午後。観光地や空港で紛失・盗難の可能性もあるし、その後地元付近で自転車で往復1時間の場所を爆走したので、そこで落とした可能性もあります(笑)。
バッグの所定のポケットに入れていたものの、旅行中は現金やSuicaしか使わず、いつまであったかさえ定かではない。
●探すのをあきらめる
というわけで、紛失可能性のある場所へ連絡することは早々にあきらめました。この間15分。
不正利用の危険を考えたら、早く決断したほうがよいですね。
②何を失くしたか思い出す(笑)
●カード入れに入っていたもの
- クレジットカード 3枚
- Amazonカード (主にネット用)
- ビュー・スイカカード(主にモバイルSuicaチャージ用)
- 楽天ピンクカード(主に投信つみたて用)
- キャッシュカード 2枚
- 三井住友銀行
- ゆうちょ銀行
- ポイントカード 2枚
- JREポイントカード
- 地元のパティスリー
- 会員証 2枚
- 図書館カード
- ヨガ教室会員カード
- 優待券 1枚
- サンマルク 株主優待券
現金/保険証類/ポイントカード類は、それぞれ別のケースに分類しています。失くしたのは使用頻度が高いものをまとめたカード入れでした⚡⚡⚡
ちなみにマイナンバーカードや、滅多に出番のない診察券やクレカ、ポイントカードは自宅にファイリングしてあります。
メインカードはすぐ思い出したんですが、キャッシュカードも入っていたのを思い出したのは翌日(笑)。現金を引き出すのが1,2か月に1度だからですね
優待券やポイントカードも、3日くらいたってからそういえば!って思いました。
③使われた形跡がないか調べる
カード類を落としていちばん気がかりなのは、なんといっても不正使用などの被害ですよね。
●家計簿アプリでチェック
「マネーフォワード」という家計管理アプリに、銀行、キャッシュカード、ポイントカードを紐付づけてあったので、「口座情報」を更新して履歴を確かめました。
どれも紛失可能性のある2日前から気づいた当日まで、動いた形跡がなく、ホッとしました。
暗証番号なしで使えるSuicaやJREポイント、それぞれ1.5万ポイント(円)程度あったのに手つかずです。盗難ではなく、山の中にでもおちているんだろうか?…。
●銀行やカード会社のアプリでチェック
家計簿管理アプリを使っていない人は、銀行や各カード会社のアプリやサイトで、情報を確認します。
- 銀行やゆうちょ銀行のアプリやサイトにログインして通帳の履歴をチェックする
- サイトに登録していない場合は、通帳を記帳する
例えば、Amazonカードは三井住友カードの一種で、「Vpass」という会員向けアプリにアクセスします。
ビューカード・楽天カードにも専用のアプリがあります。
ビュー・スイカカードに付随しているスイカポイントは、「JREポイントアプリ」で履歴を確認します。
*残高チェックに時間がかかるようなら、先に銀行やカード会社に連絡して履歴を確かめてもらいましょう。
2,紛失届と再発行の手続き
①クレジットカードの再発行
●電話の場合
クレジットカードの場合、「利用を停止して、見つかったら再開」…はできない場合が多いです。
「再発行をするかしないか」の選択になります。
連絡先はクレカの裏に書いてありますが、「それを紛失してるんだよ!!」 ってわけで、ネットで「クレジットカード名+紛失」で検索し、公式サイトの紛失窓口を調べ、電話をかけました。
オペレーターさんに住所、名前、生年月日を言えば本人確認完了。カードナンバーがわからなくても大丈夫です。
不正利用がないか先方がチェックし、カードを止め、再発行の希望を伝えます。
約一週間で、書留で新しいカードが届きました👍
- 電話のメリット
- こちらがあわてていても、冷静に紛失後の利用履歴などを調べてくれる
- 万一不正利用があった場合、人と話しながら対処の説明などもしてもらえるので安心
- 電話のデメリット
- オペレーターさんにつながるのに時間がかかる(15分以上待った)
- 1,100円の手数料が発生する
●ネットの場合
カード会社のサービスサイト内の「カード停止、再発行手続き」のページで、オンライン手続きができます。
- ネットのメリット
- 待ち時間がいらない
- 手数料がかからない
- 三井住友カードは、オンラインのみ、一時停止・再使用ができる
- ネットのデメリット
- 肉声で相談できない(チャットは可能な場合も)
- 不正利用の確認、不正利用の補償手続きなど、すべて自分で操作する
*今回は楽天カードのみ、オンラインで手続きをしました。
オペレーターにつながるまでの時間が省けて、次回からはこれでいいかな?と思います。
②「Viewカード」「Suica」「JREポイントカード」の再発行(複雑!!)
JR東日本沿線に住んでいると、なかなかの威力を発揮するのが以下の3つ。
- ビューカード(クレジットカード)
- スイカ(電子マネー機能つき乗車カード)
- JREポイントカード(JR系の加盟店でポイントがつくカード)
これらがひとつのカードになったものも発行されていますが、桜畑は「定期券機能付きビュー・スイカ・ルミネカード」と「JREポイントカード」の2枚持ちでした。
この2枚をなくしたので、何をどうしたらいいか、Viewカードの紛失窓口に電話してみました。
- Viewカード
- この電話で「停止」「再発行」を申し込む
- Viewカードのスイカ機能
- 停止を申し込む
- スマートフォンのショートメールに番号が送られてくる
- 「みどりの窓口」で番号を見せると、残額を入れたSuicaカードが発行される(手数料1100円)
- Viewカードが届いたら、多機能券売機の「発行替え」機能で、Suicaカード内のお金を戻す
- Suicaカードは回収され、500円(デポジット)が返金される
- JREポイントカード
- ポイントそのものは使われていなことを確認してくれる
- 「発行されたお店で新しくつくってもよいが、スマホのJREポイントアプリを使っているようなので、バーコード機能を使うとよい」とアドバイスをもらう。
JREポイントアプリは、「View・Suicaカード」「モバイルSuica」「JREポイントカード」などのポイントを紐づけて統合できる優れもの。
いつの間にか、「バーコードを表示させてポイントカードとして使える機能」ができていました!
おかげでポイントカードは再発行の必要がなくなりました。カードが減って嬉しい!
③銀行キャッシュカードの再発行
- 持ち物
- 通帳(無通帳の場合は、アプリなど通帳番号がわかるもの)
- 銀行に登録した印鑑
- 写真のついた身分証(運転免許証やマイナンバーカードなど)
- 手順
- 銀行の窓口で紛失したことを話し、通帳またはアプリを見せる
- 不正利用の有無など確認
- 紛失届と再発行願いの書類を書き、印鑑を押す
(手数料1,100円) - 約1週間で、新しいキャッシュカードが書留で自宅に到着
キャッシュカードを紛失すると、現金が引き出せない!!とあわてますが、ATMが使えなくなるだけで、窓口の引き出しや預金は通常通り可能です(印鑑が必要)。安心ですね。
④ゆうちょ銀行のキャッシュカードの再発行
基本的に銀行の手順(上記)と同じ。
ただし、ゆうちょ銀行は利用の一時停止、再開ができます。物忘れしやすい高齢者を相手にしてるだけあって、親切!!
ただ郵便局の窓口の人が再発行手続きに慣れないようで、口座の動きをみる前に利用を停止。確認不可になってしまいました。
結局家計簿アプリで確認できたのでよかったんですが、念のため、こちらから不正利用の有無の確認を依頼した方が安全ですね!
また、紙の通帳からWEB通帳に切り替えていたので、印鑑が未登録。再発行するにはその登録の手続きも必要とのこと。めんどくさい…(泣)
万一見つかる可能性を考えて、今は保留してもらっています。
⑤警察に届けを出す
カード会社から届けを出すようにアドバイスをされました。不正利用の補償には、届け出が条件になっているからです。
もよりの交番へ行き、カード入れを紛失したことを話し、渡された書面に、いつごろ、どこらへんで、何をなくしたか書き込みます。
ただし、都外(県外)で落とした場合は所轄の警察署に届けが必要ということでした。
旅先の警察と連絡をとるのはめんどうだったので、下記のページで届けがないかチェックしました。カード入れの遺失物は1~3日に1個くらいありましたが、残念ながら同じ形状のものは届けがありませんでした。
⑦図書館カード
最寄りの図書館のカードは、予約した本をピックアップしたり、スタディデスクを借りるため週に1,2度はお世話になっています。
窓口で紛失したことを話して身分証をみせると、届け用紙を1枚書いただけで、その場で新カードを発行してくれました。カンタン&無料!
今まで借りた本やお気に入りの履歴なども元通り。
ただし個人番号が変わるので、ネット予約の際には新しい番号への変更が必要です。
⑧ヨガ教室会員カード
センターの窓口に行き、紛失したことを言います。その場で発行完了ですが、数百円、実費を払いました。
⑨サンマルクの株主優待カード
サンマルクの株を持っていると、6月に送られてくる優待カード。
サンマルクカフェや鎌倉パスタなど、サンマルクグループの店舗で、会計が2割引になります✨
1年後に再度届くとはいえ、3か月くらいしか利用していないのでがっかり。
ダメ元で本社のHPからIR担当(株主への説明や広報を担当する部署)に再発行が可能かどうか、メールで問い合わせてみたところ…
親切にも以下の手順で再発行が可能ということでした。「無料」です。すばらしいですね。
- 氏名・住所をメールで送る
- 株主名簿を確認
- 再発行願が郵送される
- 書き込んで返送する
- 新カードが郵送される\(^o^)/
3,新しいカードが届いたらすること
①注意書きをよく読む
というわけで、日曜、月曜日にかけて怒涛の連絡を終えたところ、週末には次々と新カードが書留でやってきました。
不在で受け取れなかったものは、不在票のQRコードから再配達を申し込み。書留は本人がいなくても家族が受け取れます。
開封したら台紙に書いてある諸注意や、使用限度額などを改めてよく読みます。
②裏面にサインする
クレジットカードとキャッシュカードは裏にサインをします。
特にクレジットカードはサインがないと使えず、いざという時にあわてるので、すぐに書きましょう。
③カード番号をノートに控える
備忘ノートに以下を記録します
- カードの種類
- 新しいカード番号と有効期限
- 3桁のセキュリティコード
- 紛失したときの連絡先
このノートは自宅に保管。置き場所を忘れないようにしましょう。
④サブスクや定期払いのカード番号を変更する
ここからがなかなかめんどうですが、毎月/毎年など、定期でクレジットカード払いにしているもののカードナンバーを変更していきます。
●自動で変更されているもの(各クレジットカードのサービスページ)
- 三井住友カードのサービスサイト(VPASS)
- Amazonのアカウントサイト
- 楽天カードのアカウントサイト
これらはカードが届く前に新しい番号に変更されていました。
●手動で変更したもの
- 月額課金
- *Google one(クラウドサービス)
- *You Tube Premium
- *You Tube メンバーシップ
- *マネーフォワード(家計簿アプリ)
- Niftyの有料メールサービス
- Voicy(ネットラジオ)有料課金
- コミックサイト
- 写真ダウンロードサービス
*はGoogleを通して課金しているもの。Googleの個人サイトから変更できる
- 不定期課金
- カフェカードのオンラインチャージ
- ネットスーパー
- ヨドバシカメラの通販サイト
- メルカリ
以上、クレジットカードのアプリで過去1年の履歴を見て、洗い出しました。
ちょうど先月、月額課金やサブスクをひとつのカードにまとめておいたので、作業がスムーズでした。
ついでに、何にいくらの月額課金をしているかも記録。整理ができてよかったです。
⑤実際に使えるか確かめる
新カードでスムーズにチャージできるか、スマホアプリを開き、「Viewカード→モバイルSuica」で確かめました。食料品の買い物で毎日のように使うので、事前に確認できてよかったです。
また、JREポイントカードをやめて、スマホアプリのバーコードに移行したので、実際にお店で使えるかテストしてみました。
バーコードを早く表示させ過ぎると反応しなくなってしまうので、レジの前にきたら開くくらいがちょうどいいことがわかりました。
4,こうしておいてよかったと思うこと
①現金、カード、保険証・身分証は別にしていた
現金とカードを同時になくすと、ダメージも大きいし、盗難にも合いやすい(現金はすぐに使えて足がつかない)です。上記を別ケースに分類して入れていたのは不幸中の幸いでした。
②家計簿アプリで情報を統合していた
不正使用がないか、手元ですぐに確認できました。また、どんなカードを持っているか、スマホで確認することができます。
③ネット課金はひとつのカードにまとめていた
ネットで買ったものや定期課金は忘れてしまいがちですが、ほぼすべてひとつのカードに集約していたので、確認が楽でした。
④モバイルSuicaを使っていた
駅前で買い物することが多く、決済がスピーディなモバイルSuicaを愛用していました。
カードや現金を紛失しても、チャージされたモバイルSuicaのお金や、JREポイントは問題なく使えます。新しいカードが発行されるまでの買い物を、これで済ませることができて楽でした。
⑤クレジットカードアプリやサイトを利用していた
クレジットカードは、会員サービスサイトに登録しておきましょう。
ログイン情報(ログインIDとパスワード)は備忘録にメモ。
定期的にサイトにアクセスして利用履歴を確認しておきます。
桜畑の場合は、紙の利用明細の郵送は停止。開いて確認して捨てる手間を省きました。必要なときはスマホのアプリから指紋認証で入って確認。時間短縮できます。
⑥銀行アプリやサイトを利用していた
振込や振替、入出金の確認はすべてネットの銀行サイトを利用します。
店で並ばずに済むし、振込手数料もかからない(回数制限あり)。
キャッシュカードをなくしても、不正利用がないかすぐに自分で確認できます。振込振替等も変わらずに行えます。
さらに家計簿アプリに紐づけると、各サイトを開かずに履歴確認ができます。
ちなみに、金融期間のアプリは、すべてスマホのホーム画面に部屋をつくり、アイコンをひとまとめにしています。アプリがない金融機関サイトなども、「ホーム画面に追加」機能でアイコン化しておくと、さっとサイトに飛べて便利です👍
5,こうしておけばよかった…と思うこと
①旅行のときは最低限のカードだけ持つ
再発行手続きをしながら痛感したのがこれ。旅先ではほぼSuicaか現金で用が足りたので、クレジットカードとキャッシュカードは1枚ずつ携帯してればよかった…。
もちろん、会員カードも不要ですよね。
②カード入れは紐をつけておく
落としたカードケースは薄かったので、丈夫な物に替え、リールキーホルダーでバッグとつなぎました。バッグを変えるときはリールをつなぎ直します。
③口座番号、カード番号をノートに控えておく
特にキャッシュカードは、カードアプリには番号が表示されず、支払い先の店舗のサイトを開いても、下4桁しかわかりません。どのカードで何を支払ったかわからなくなるので、前述のように紙のノートに番号等を記録した方が安心です。
④クレジットカードの台紙は紙でとっておく
紙の書類は、スキャナーでPDF化して捨ててしまうのですが、クレカの台紙は糊がついているので、そのまま捨ててしまっていました。
この紙に、紛失デスクの連絡先や、支払限度額などの重要情報がまとまっているので、とっておくと何かと便利です。
⑤使わないカードを解約しておく
カード入れをなくしたのをきっかけに、クレカの整理をしました。3つ解約し、持ち歩くカードを1枚にしました。
⑥カードの停止、再発行はネット(アプリ)からするとお得
カードの停止は24時間電話対応ですが、単純に停止・再発行するだけなら、ネットのほうがかんたんで、手数料もかかりません。
6,まとめ 「カード全部なくす」経験はおもしろかった
①1週間ですべて復活
というわけで、カード10枚を失くしましたが、ひとつひとつ手順を踏んでいったら、1週間で新しいカードが届き、元の生活に戻れました。
あれから3週間。発見者からの連絡もないですが、被害もありません。ICカードやクレカは、不正利用しても足がつきやすいからでしょうか?
②カードがなくても困らなかった
そして1週間はクレカやキャッシュカードなしの生活でしたが、特に困ることはありませんでした。
気づいたら、電車に乗るのも食材を買うのもほぼモバイルSuicaで「ピッ!」で済んでいたからですね。
クレジットカードを使うのは、ネットの買い物やサブスクがほとんど。支払いタイミングにかぶらなかったので、「クレカが使用できません」という連絡も皆無でした。
③後悔・反省は最低限に
なのに、実家の母にこの話をしたとき、1時間もたってから「それにしても、どこで落としちゃったのかしら…」と言われてガックリ。
「どこでなくしたのかなぁ…」「注意が足りなかった」「年なのか?」とかいつまでも悔やんだり反省するのは時間のムダ。
さっさと切り替えて怒涛の手続きをこなすことで、安心を取り戻し、前向きになった方がいいと思うんですけどね。
しかもカード再発行は、サブスクの一覧表をつくったり、不要なクレカを解約する絶好のチャンスでした。
1週間とはいえ、カードのない生活に自信を持つことができたのも収穫ですね。
「キッチンの床に牛乳がこぼれたけど、おかげで床掃除ができた」的な嬉しさ(笑)。
みなさん、落ち込まずに対処していきましょう!!
というわけで、ピンチにも余裕をもって対処ができるひきこもり半径500メートル生活を、これからも楽しみつつ、年を重ねていこうと思います。
それではまた!