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男性も布マスクで目立ちたい?
暑くなってきましたね。自粛解除されたと思ったら、
あっという間に東京アラート発令。
梅雨の蒸し暑さに、マスクの蒸し暑さが加わるのか…
とため息をつきそうになりますが、おしゃれで気分があがる夏マスクを、今日も探していきましょうっ!
今年の父の日は6月21日の日曜日。男性用の布マスクと言えば、国会中継で気になったこちら。
河野防衛相、悪目立ちしすぎって思いましたが、自衛隊広報部の手作りなんだそうです。

これをおしゃれというかどうかはさておき、男性は服やアクセサリーで個性を発揮しにくいから、ネクタイに次いでマスクで自己主張するのもよいのかなぁと学んだ次第です。
80代の父のために、選んでみました!
ならば、と、白くて分厚いガーゼマスクでフーフー言っているであろう、80代の父のために選んでみたのがこれです。
三河織物工業共同組合の認定シールが貼られた、こだわりのパッケージには「着るマスク」って書いてあります。

裏には、伝統織物三河木綿の特徴や、素材、使い方、洗い方などががっつり書かれています。
ます。つくっているのは昭和初期に創業の大丸株式会社。蒲郡市で木綿で和柄モチーフの婦人服や家着を製作しています。素材はもちろん綿100%、しかもオーガニックコットンです。

三河は平安初期にインド人らしき人から綿の種がもたらされて以来、綿花の栽培、綿織物が盛んになったという地。

開けてみるとこんな感じ。生地の合わせ方が素敵です。
がさっとした感じかと思ったら、かるく張りはあるけど、薄くてすっと手になじむやわらかさ。表地の織りの上質感にさっそく心をつかまれます(自分が使いたい…)。茶系と紺系の2色。黒いゴムをあわせているところがおしゃれですね。
薄いのですぐ乾きそうですが、洗い替えがあるのは心強い。
生地を見ていきましょう
ブラウンの方は赤茶、焦げ茶、薄茶、黒など数種類の糸が複雑に使われておられているよう。光の当たり方で色が変わり、高級ネクタイみたいです。

ネイビーの方は白と紺をからめた畝織り風。「粋(イキ)」な感じですね。こんな作務衣で花火大会に行きたいぜって感じ。日頃洗濯干しで土方焼けしている父にぴったりです。

裏地とひもは?
裏地も凝ってますね。白と紺の細い糸を平織りにして、バイアス(ななめ)でつかってます。表地もそうですが、伸縮性を出すためですね。木綿を知り尽くした職人技を感じます。

黒い紐は毎回結んで使うのめんどくさそうだな、と思ってよく見たら、細い平ゴムで、普通に伸縮するあれでした。自分で長さを調節して結んで、ゴム通しの中に隠せばふつうのマスクと同じように使えます。

つけ心地は、ガーゼよりいいかも
つけた画像がこちら。洋風な顔のイケメンさんですが、このマスクに限っては着物の似合う和風顔の男性の方が似合う気がします。中井貴一さんとかにかぶせてみたいですね。

自分でもこそっとつけてみましたが(父にはナイショ)、裏地の肌ざわりがとってもやさしくて、ガーゼをきめ細かくしたみたい。鼻のところに空間もできて、通気性もよいです。暑い日本の伝統木綿ですから、汗も吸ってくれそうです。
ものづくりの地の布マスクは、やっぱりいい
というわけで、父の日夏マスクに私が選んだ三輪木綿マスクは、職人の伝統とこだわりと使う人への気遣いがあふれかえる、心地よいマスクでした。

三河木綿 立体 布マスク 日本製 洗える 2枚セット メンズ 男性
お値段は2枚で2,480円(+ 260円 配送料)。1枚1,240円のマスク。自分で買うには躊躇しますが、親にプレゼントするにはちょうどいいかなあ。
80代の昭和父は、昭和ひとけた生まれ。モノのないつらさが身にしみているので、とってもモノを大事にします。使い捨てキライ。裏紙をメモにする。ちびた鉛筆捨てられない。
そんな父に、洗って使える高品質三河木綿マスク。愛用してもらいましょう!!
余談 父の日ギフトは「夏マスク」と、もうひとつあるんです
余談ですが、本命の父の日プレゼントはそうめんセットで、こちらは妹が送ってくれます。
私が選ぶならどれかなーー?(楽しい)
揖保の糸 そうめん 詰め合わせ (いぼのいと)
(そうめんは揖保乃糸だよって思っている昭和父なので)

長崎心泉堂 父の日 ギフト そうめん
こっちもシンプルでいいかな。一種類だけの方が、少量ずつ使っていくのに便利かも。
父は年末には90歳ですが、お昼のそうめんは自分でゆでて食べてます。
昔はつゆもだしからとってつくったりしてるほどの「麺喰い」です。

失礼しましたぁーー。