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ひきこもり セミリタイア

50代セミリタイアひきこもり生活。後悔は?退屈しない?

2020年12月30日

会社やめて半年たったけど、後悔したり退屈したりしないの?

実は直感でやめてしまったけど、今日することを自分で決める生活、すごく楽しいですよ。

年金が出るまではどうやって生活するの?お金の不安はない?

教育費とか住宅ローンとか大きな出費が終わってれば意外と大丈夫。50代からは、お金より時間を取り戻した方がいいよ!

こんにちは。桜畑です。

少し前に社会派ブロガーのちきりんさんが、ひきこもりについてブログとツイートを書かれていました。考えてみれば私もひきこもりかな?と思って感想をリツイートしたら、120以上のいいねがついてびっくりしました。そのツイートは間違って消して(!!)しまったのですが、元のツイートはこちらです。「セミリタイア主婦のひきこもり」への関心の高さにびっくりしました。

というわけで、ベールに包まれた50代女子のセミリタイアひきこもり生活、以下のような疑問に答えてみたいと思います。

  • セミリタイアって楽しいの?退屈ではない?
  • 既婚女性のセミリタイアって専業主婦と何がちがうの?
  • 急に仕事をやめて、お金の不安はない?

記事の内容

  1. セミリタイアしてよかったこと5選 時間と精神の自由
  2. 専業主婦と何が違う? 家事に専念とは言えない
  3. 急に仕事をやめて、お金の不安はない? 恐怖だけど慣れる 
  4. まとめ 定年を待たずに、自分時間を取り戻そう! 50代はお金より時間

■書いている人について

子どもの独立、住宅ローン終了に伴い、半年前に30余年勤めた会社を早期リタイア。今日することを自分で決める生活を謳歌している50代です。実家片づけ中。

1,セミリタイアしてよかったこと5選

①通勤や仕事で消耗しない上、自由な時間が無限

朝起きる時間は会社員時代よりむしろ早くなりました。一日を自分のペースでやりたいことに使えるから、もったいなくて寝てられないって感じです。フルタイムのときのような、頭に霞がかかったような疲れもないからでしょう。

会社を辞めた最初のうちは、役所関係の手続きも多いので、予定を詰め込みすぎてタスクが半分も終わらず、焦ったり、自責の念にかられていました。なので、どうしてもすべきことは3つくらいに絞って、できたときにはシールを貼ったり花丸をつけています。達成感は必要ですが、追い込んでもダメ。ここのバランスが大事と悟りました。

②平日昼間というゴールデンタイムが使える

家にいると、ベランダの花に水をやったり、窓から天気や季節を、植物のうつろいを眺められます。宅配便を受け取ったり、工事や点検、植木屋さんが入ることもウエルカム。誰が有給をつかって対応するか?という長年の問題が消滅して、家族も喜びます

役所や銀行、美容院やジム、クリニックへ行くときも明るいうちに済ませ、過密を避けることができます。旅行の予約もすぐとれてリーズナブル。「平日の昼間の自由」、この恩恵の大きさは体感してみてはじめてわかりました。

③家を気持ちよく整えることができる

リタイア当初は、巣立った子どもの部屋を自分の書斎に模様替えしたり、社員時代の持ち物やたまった本の整理、家中の収納見直しなどにかなりの時間を割きました。たとえばよく使う引き出しをきちんと区切って、必要な文房具がすっと出てくるようしたことで、いろいろな作業の効率がとてもよくなりました。使う度に快感です。

④実家の片づけが猛スピードではかどる

まずは空き家になってしまった夫の実家の大整理と掃除に、週に1,2回通いました。わが家から電車で10分。子育て最盛期を支えてくれた義父母への恩返しです。

ほぼ片付いたところで、隣県の自分の実家の片づけもスタート。新型コロナの感染に注意を払いつつも、月に数日は泊まり込みで大量のガラクタを処分し、住みやすくしていくことになりそうです。長らくフルタイムで年に1,2度しか会えていなかった高齢の両親と過ごす時間がつくれてラッキーです。残り時間は少ないですから、リタイアの効用ランキング上位に入れたいところです。

⑤考えることに時間を使える。読む、書く、試す、発信

朝起きて、頭が生き生きしている時間に自室で好きな音楽を流しながら、読書や雑記ノートを書いているときが、一日でいちばん好きな時間です。満員電車での読書や音楽鑑賞は、通勤や仕事のストレスから気を紛らせているだけでした。静かにひとりで学ぶ、内省する時間がとれるのは贅沢なことです。

メールのやりとりも激減して、今自分が学びたいことを選んで、本やネットでじっくり勉強することができます。それを実際に試したり、ブログやSNSで少しずつ発信しながら、ひきこもりつつ自己表現&社会貢献ができる道を模索中です。長い時間がかかると思いますが、焦らずじっくり主体性や創造性を育てていく時期かな~と思っています。

2,専業主婦と何がちがう?

①違わないけど、ちょっとだけ違う

結婚や出産をきっかけに、仕事から離れて育児に専念する女性は減っているといわれます。しかし各種統計を見ると、30代~50代で、夫が働いていて妻が無業の世帯は約3割。収入100万円以下の妻(準専業主婦)が2割。およそ半数が「ほぼ専業主婦」なんですね。結構多いですね。

30余年働いてリタイアして、好きなこと+家事で生活している私は、こうした統計では専業主婦に分類されるでしょう。なので、金融機関や役所の書類には、専業主婦という項目があれば○をつけています。

でも積極的に「私今、専業主婦なの」っていうのは違和感がある。専業主婦というと家事育児がメインの仕事で、家族のために朝から晩まで働いているイメージがありませんか?

ですが、私のルーティンの家事と言えば、夕食づくりと自分の洗濯が主で、朝食昼食、各自の洗濯は各自で解決し、掃除、食器洗いやゴミ出しは、夫と息子がやってくれています。

「専業主婦という働き者で家事が完璧」な職業を名乗るのはおこがましい…この感じわかるでしょうか?

➁お金と行動の自由。共働きの家事経済分担の上に

専業主婦でなければ何?と考えてみると、「セミリタイアひきこもり」とか「自由人、ときどき家事」が近い。いや、「中年ニート」かな? とにかく長く専業主婦だった人に比べて、家事時間が恥ずかしいほど少ないです。

夫や息子がフルタイムで働いているのに、私がこういう自由な状況を獲得していることに、不思議な感じがするかもしれません。

こうなった背景には以下のような過程と要因があります。

  • 1か月終電&土日なし…みたいな働き方で、体調を崩した時期もあり、家事の効率化と分担が進んでしまった
  • ある程度自分の貯金があるので、夫に完全な経済的依存をしなくてすむ
  • 教育費や住宅ローンもふたりで払ってきたので、夫は「誰が稼いでると思っているんだ!」といった思考に陥りにくい。

女性はつい家族に時間を割いてしまいがち。でも、そもそも家事は女性だけの義務ではありません。高齢の両親の暮らしぶりをみると、体力気力の衰えは自分が思っているより早くやってきます。

自分の本当の願望を想い出したら、時には家族より優先して実現していくべきです。死ぬ前に後悔しないように。

3,急に仕事をやめて、お金の不安はない?

①給料が入らない生活は不安。だけど慣れる

退職することは子どもふたりが社会人になった時点で、直感的に決めてしまいました。夫は退職・再雇用される年度だったので、世帯収入は激減します。もちろん不安でした。

このあたりのお金の計算や考え方はあらためて書こうと思いますが(*)、食費や光熱水費以外の、自分に必要な費用を10万円とすると、年金がでるまでの9年間、なんとか貯金でまかなえそうでした。そして、世の中にはたくさん働いていない専業主婦がいるんだから、うちだって何とかなるだろうと、思い切りました。

会社を辞めて2,3か月は、毎日スマホ家計簿を眺めて、削れるところがないか考えたり、100均で文房具を買うにも躊躇したり。「給料が入らない生活」に恐怖感がありました。

しかし半年も経つと、Gotoトラベル東京解禁をきっかけに、いくつか小さな旅行をする精神的余裕がでてきました。周囲も「いいなあ」「今まで何十年もがんばったんだから、少しゆっくりすれば?」という反応がほとんど。

半年で無収入生活に慣れてしまったことに、自分でも驚いています。

50代セミリタイア ひきこもり1年。お金ってどうしてるの?

➁夢の?無収入生活。ちょっとショックだったこと

退職後、投信の積み立て用に楽天カードをつくったのですが、何週間かすると引き落とし不能に…。

よく見たら限度額が10万円!ではないですか!

楽天カードは 収入欄が「無し」だと、当座、限度額は10万円になるのです。ちょっとびっくりしましたが、「無収入」で困ったことと言えばそれくらい。

AMAZONゴールドカードは「無職無収入」の申告でもつくれて拍子抜けしたし…。事情通な知り合いの話では、過去の実績と貯蓄額で判断されたのでは?ということですが???

③節約は思ったより楽しい

退職して半年で激減した支出は、昼食代と衣服費です。外でランチをとるのは週2,3日でしたが、都心では1,000円以上かかるので、この分だけでも助かります。服装ゆるめの職場だったので、仕事着はほぼ家着にスライド。人に会う機会も少なく、交際費もかかりません。

お茶はいただきものか、ベランダのハーブでおいしくいれています。最近ではヘアコンディショナーやハンドクリームも手作りをはじめました。

節約はみじめなイメージがありますが、むしろクリエイティブで、娯楽に近い感覚です。お金をかけずに豊かに暮らすというのは、時間があるからこそできる、アートみたいなものかもしれません。

④小さく稼ぐと気持ちが安定する

退職後、本や不要品を処分するために、メルカリ、AMAZON、ジモティなどに登録しました。書籍や家具、衣料品や雑貨など、手放しながらお金が入ってくるのはなかなか楽しいですね。2件の実家の片づけをしているので、出てくる不要品を売ったり日当をもらったり。そうした雑収入があると、案外、無給生活の心の支えになります。

今年は新型コロナの問題で、コンサートのチケットが戻ったり、給付金が出たり。一時はお金が沸いてくるような感覚にさえ陥りました。行動の制限は辛いですが、経済的にはむしろ助かった…という感じです。

⑤いざとなれば、働けばよい

社会的には「失業者」「求職者」ですから、ハローワークに通います。世の中に、いろんな仕事や働き方のスタイルがあることがわかって興味深いし、3か月後には失業手当も振り込まれるようになります(約5ヶ月間)。窓口では働くことを奨励されるので、なにか仕事しようかな?という気になってみたりもします。

しかしコロナの時代にわざわざ外にでることにそう積極的にもなれません。ただ、セミナーに出たりカウンセラーと話していると、50代でもこんなに再就職を応援してくれるし、求人もあるらしいと知ったことは収穫です。いずれ本当に困ったり退屈したときにどうやって仕事を探したり、自分をアピールするか。いまのうちに勉強しておきたいと思います。

まとめ 定年を待たずに、自分時間を取り戻そう!

読書と思索と家事と実家の片づけ、趣味(音楽)、たまに旅、そして発信。という今の生活は、とても充実しています。通勤と会社は戦場で、内向的な人間には過酷な場所だったと、30余年も働いておきながら、しみじみ思います。

「夫、子ども、仕事、趣味」ぜんぶを手に入れた女性は「勝ち犬」とか言われたりします。親兄弟や世間から突っ込まれることもない し、時間不足過ぎて人生に悩む暇がないので、精神的にはラクです。

でも、やっぱり心身共に疲弊しました。子育てが一段落して趣味の音楽を再開したら、休日もその活動で飽和状態。思い切って仕事をやめたことで、やっと息がつけました。ほかにもずっとやりたかったことを少しずつ実行中。限られたお金で工夫しながらですが楽しいです。

結論としては、50代のひきこもりセミリタイア生活は、お金の不安がないわけではないけど、それを越えた楽しみと価値があるということです。第2の人生というより、自分の本当の人生がようやくはじまった、という気がします。

住居、教育費、老後資金という三大支出にざっとめどがついたら、仕事は辞めて大丈夫。定年までいたらもっとお金は貯まったでしょうが、時間と精神の自由の方が何倍も大事です。

会社から離れても意外と不安でもさびしくも退屈でもないです。

長く働いて疲れた方、迷っている方には、ぜひこちらの世界へどうぞ…と強くお伝えしたいと思います!!

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