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水でぬらして使うマスクって涼しいの? ふたつのマスクからわかったこと。

2020年8月17日

水マスクは本当に涼しいの? 値段が高いから買うのに迷います

寝具屋さんがつくっている
「ウォーターマスク」
冷感が続く布マスク(大越株式会社)1,480円

水でぬらすマスク、最近見かけるようになったけど、本当に涼しいのかなぁ? 値段の高いものが多いから、買うのに迷うなぁ

はいはい、早速ためしてみましたよ。結論からいうと、特におすすめしません。何で?って思う人は読んでねー。

桜マスクで登場

夏も真っ盛りの今、朝からギラッギラの太陽の下、マスクをつけて歩かねばならない日々。辛いですね。少しでも涼しいマスク、ないのかなぁって思いますよね。

最近目につくのが、「ウォーターマスク」とか「水でぬらす」をうたい文句にしたマスクたち。普通の布マスクも水にぬらすとそこそこ涼しいし、ハッカ油でクールマスクにすると、最高にひんやり~なんですよ。

*詳しくはこちらをご覧下さい↓

最強にクールな夏マスクって結局? 家にある布マスクをクールマスクにしよう。

だけどわざわざぬらすことを売りにするということは、もっと涼しいとか、もっと使い勝手がよいんじゃないか? って気がしてきます。

というわけで、2つの「ぬらす系マスク」を試してみました。(結論。いろいろ問題ありです)

冷感が続く水冷布マスク、おしゃれで感触もいいんですが…

大越株式会社が製造販売するマスク

最初に試したのがこちら。楽天市場の「ネトゥル」というお店で購入できるマスクです。

「水だけじゃなくお湯にぬらしても振ると冷感が持続します。乾いてきたら再度水にぬらして振ってください。繰り返し使えます」「他で出回っている接触冷感はつけた瞬間はひやっとしますが、それで終わりです。こちらはぬれている限り冷感が持続します。抗菌・防臭・UV加工済み」

https://item.rakuten.co.jp/naitre/nt-0054/?s-id=ph_pc_itemname

期待が高まりますね。届いたのがこちら。

新色の「サックス」をチョイス。きれいな色、布の感じもよさそうです。

素材はポリエステル100%のメッシュ生地で、裏表同じ布がきれいに縫い合わさっています。感触もやわかくて、いい感じ。

木綿の紐のように見えるのは、とてもソフトなゴム紐で、調節して使います。

まずはそのまま装着。薄くてかるくて空気の通りも悪くはない。ただ、立体縫製の割に、生地に腰がないので、鼻と口のまわりにあまり隙間ができません。

装着。うーん。すぐにあったまってしまうなぁ

次に、指示通りぬらしてしぼって、振り回して装着。

やわらかい布地なので、つめたい布が鼻や口のまわりにぺたーってついてきて、なるほど涼しいって感じます。

ですが、すぐに息で温まってしまうので、だんだんぬるくなったおしぼりが、顔まわりに張りついてくる感じになってしまいます。またぬらしてパタパタやればまたちょっと冷たくなる。クーラーや扇風機の風が当たるところであれば、気化熱でそこそこ涼しく感じます。ただ、外ではあんまり恩恵を感じません

一体型のペラペラマスクをぬらす方が、清涼感がある

水を含みやすく、かつ乾きやすく、柔らかく、と工夫されているのですが、切りっぱなしで一体型のペラペラマスクをぬらした方が、通気性がよいのでかえって涼しい感じがしました。特に接触冷感マスクは、ふつうのマスクよりぬらしたときのひんやり感が強めです。

たとえばこちらの西川の一体型マスクのほうが、ぬらしてつかう場合の清涼感は上で、おすすめです。

【夏マスク】布団の西川、夏用クールタイプの「100回洗えるマスク」抽選販売終了でも買える方法【レビュー】

ぬらしてつかっても涼しい

寝具屋さんがつくったウォーターマスクは、本当に涼しい?

ぬらして振るマスク、思ったより涼しくないのかぁ、残念。こっちのウォーターマスクっていうのはどうだったの? NHKの「突撃!カネオくん」で紹介されていたよね。

寝具屋さんがミシンで縫っているマスクね。使ってみたんだけど…いろいろ惜しい感じなのよねー。

桜マスクで登場

保水シートを2枚はさんだ5重構造。厚手です。

寝具メーカーのオーシンの販売サイトから注文しました。1枚990円。送料は全国どこでも250円です。

涼しそうなパッケージ。こちらもゴム紐は調節式です。

こちらは構造がすごい。表布が綿とポリエステルのシーツっぽい布地。中に保水シートが2枚を表と同じ生地でサンドイッチして、ポリエステルのメッシュ(網構造)生地と、5重構造になっています。

取り出してみると、スポンジみたいにふかふか。今までつかったどのマスクとも違う感じ。立体型でも三段プリーツでもなく、アベノマスクのような平たいマスクの真ん中に、タックをとって、「やや立体」をつくった形。

タックで隙間ができやすい。フィットさせるときつくなる

紐を調節してつけてみると、このタックのところに隙間ができて、スカスカになってしまいました。紐をどんどん短くして、ぎゅっと絞ったらなんとかおさまったんですが、今度は耳が痛め。マスクに厚みとハリがあって、頬のまるみにフィットさせるのがかなり難しいんです。

この山になった部分に隙間ができる。

ようやくフィットしたので、水でぬらしてつけてみました。

厚い! スポンジみたいに厚いので、マスク自身が空気の層をつくってしまうのか、保温されている感じ。隙間をつぶすために、紐も短くしてぎゅっと装着しているので、鼻がつぶれぎみ。ハリがあるおかげで口まわりには隙間ができるんですが…。

メッシュはさらっとして気持ちがよく、保水シートのおかげか水もちもよいようです。

ただ、水マスクの快適さを、マスクの厚みとゴムのきつさが消してしまって、あんまり爽快感が得られませんでした。素材の品質がいいだけに、残念。

付加価値に要注意。惑わされることってありますよね。

結局水マスクはどちらもビミョーだったのね。涼しそうな写真に期待したんだけどなぁ…

水を含ませようとすると、生地が厚くなって、装着感がわるくなるみたいね。でもいろんなメーカーさんががんばっているから、画期的な夏マスクが発明される日も来るかも。

桜マスクで登場

不織布マスクに比べてエコで涼しい布マスクはこの夏人気。次々新しいのが出てくるだけに、差別化をはかろうとメーカーもいろいろ工夫しています。

水を含ませるという付加価値に、イメージ先行で飛びついてしまいがちだけど、結局手持ちのマスクをぬらすんでよかった(青い鳥は家のなかにいた)みたいなことはよくありますよね。付加価値のついた商品は値段も高くなるので、口コミなどもよく読んで、コスパを考えて購入することをおすすめします。

(私は布マスク研究中なので、これからもいろいろ試していきますよ~)。

今回の水マスク、ウォーターマスクはやや期待はずれだったけど、いろいろな分野のメーカーさんがしのぎを削っているので、究極の涼しい夏マスク、そのうちできるんじゃないかなぁ? 技術の力に期待です!!

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