こんにちは! 共働き歴25年。家事労働1時間のセミリタイア主婦、桜畑です。
前回のグッズ編に続き、夫、息子により導入された、家具・家電による家事の効率化について書いていきます。
家電はなるべく少なくシンプルに…という私を尻目に、新しい装置を増やしていく男子たち。基本的にメカ好きで、新製品への好奇心が強いんですよね。
おかげで今、執事や下僕にかしずかれた貴族のような生活となりました。しかし、家電で床が狭い…(泣)。
それではさっそく、男子チョイスの優秀な下僕たちを、ご紹介していきましょうっ!
こんな疑問に答えます
共働きの家事が辛い!
もっとラクな方法はないかな?
フルタイムで、日中窓も開けられない生活、どうしたら?
*参考
共働き家事の効率化 完敗!ズボラ男子が起こすイノベーション 8選
目次
ズボラ男子が起こすイノベーション8選【家具家電編】
【主婦を貴族に変える3種の神器】
1,人感センサーつきの電球
うちのマンションは、短い廊下なのに、ダウンライト電球3個が同時につく仕様の「バブルの館」。玄関も含めて消し忘れが多く、電気代を押し上げてました。
ある日、この4個が一気にLEDの人感センサー式に。疲れて帰ってドアを開けると、パァッと電灯が輝き、歩き出すとタイミングに合わせて1個ずつダウンライトが点灯…。まるで執事に「おかえりなさいませ」と迎えられている気分。
LEDライト、しかも人感は高いという思い込みがあったけれど、1個1000円を切っている!! しかも消し忘れが減るので使う時間はわずか。何年ももつことを考えたら、今の電球が切れたら…とかケチな考えは捨てて、速攻変えるべきでした…。
難点は廊下の本棚を凝視しているときに電灯が消えてしまうこと。消える前に目的の本を見つけましょう(笑)。
2,自動掃除機ルンバ
桜畑家にルンバが降ってきたのは、かれこれ15年前。
それまではノルウェー発のこれ👇を、ゴロンちゃんと名付けて使っていました(ほとんど子どものおもちゃ)、懐かしい。
とつぜんアメリカからやってきた「ルンバ」ことゴロンちゃん2世は、ちゃんとほこりを吸い取る正真正銘の掃除機。恐る恐る走らせてみると、1世と同じくランダムな動きながら、端っこに来ると何度も細かく体を揺らしながら、丁寧にブラシでほこりをかき取りつつ進み、敷物でつまづくと「マ、マー」と助けを呼ぶ愛らしさ。
1時間半近くパワフルに動き回ったあげく、月に行ったロケット、アポロのドッキングのように慎重に狙いを定め、自分で充電ドッグに戻りました。パラララッタラー!♪
腰痛持ちの私にはめちゃくちゃ有り難いプレゼントでした。何度かアマゾンで部品を取り寄せながら、まだ現役で活躍中。キ、キミ、初代だよね?!
「掃除」とひとことで言うけど、棚や桟のホコリ取り、壁、水回り、ガラス等、「床」以外にすべきことはたくさんあります。
ルンバがせっせと床のごみを飲み込んでくれてる間に、人間にしかできないところを掃除する習慣となりました。相棒がいっしょに働いているみたいで楽しい!もちろんタイマーで出かけている間に掃除させてもいいんですけどね。
まだ持ってない主婦は、へそくりを取り崩しても、自動掃除機、速攻買いましょう。あれからさらにものすごーく進化して、内部のゴミさえ自動で処理してくれるのも出てますよ!!
3,洗剤自動投入の乾燥機付き洗濯機
「よく洗えない」「振動で歩き出して返品した」などと、いい噂をきかなかったドラム式洗濯機。しかし、今や欠点は大幅改善されて、共働き家庭には欠かせない家電になってるらしい。
洗濯オタクの息子は、まだ使える義父母の空き家の洗濯機を撤去。洗剤まで入れてくれる、夢の洗濯機を導入し、共働きの新婚生活をはじめました。
洗濯するのを見学させてもらったら、騒音も振動も低レベルで、本当に動いてるの?と思うほど。家電の進化、早し!
心配した服の傷みもなく、何より天気やタイミングを気にして干す作業のない開放感がすごいとか。
うちも今の洗濯機が壊れたら、マンション用の小型のを導入しようかな。さらに貴族生活がバージョンアップしそうですね。楽しみ~。
*参考 実家を片付けたら息子が結婚した話
実家が空き家に! 管理と片づけ方。そして究極の活用方法が生まれた話。
【なんで早く買わなかった?】
4,ピピッとコンロ
マンション入居以来,、取り替えてなかったガスコンロ。共働きとはいえ、ほぼ毎日誰かが家でごはんを作ってたので、劣化も汚れも甚だしい。気づくとガス台の寿命10年を倍以上上回り、危険度マックス。忙しさにかまけて、まだ使える…とダラダラ使い続けてはイケマセン。
ようやくガス点検の日に、最寄りの東京ガスさんに見積り依頼し、コンロと換気扇を合わせて工事してもらうことに。セミリタイア生活はこういう日取りがささっと決まって本当にラク。
やってきました! 最新鋭のピピッとコンロ。
天パンがフラット。五徳の取り外しが超絶ラク。火をつければ、自動でファンが回り、消せば自動で止まる。吹きこぼれる前に勝手に弱火調整。
火力調節、特に弱火が安定。タイマーで煮物がラクラク。自動でご飯が炊けてしかも旨い!グリルは上下両面で魚もトーストもパリッと焼ける。
そして安全な上、コンロもファンも掃除が100倍ラク…。
なんでしょう、この天国は。料理が余計に手早く美味しくなりました(笑)。
今、激しく後悔しています…。
なんで、フルタイムで大変なときこそ、これに替えなかったの??
家でも外でも働く忙しい主婦の皆さん。「まだ使える」「値段が高い」「選ぶのも工事も面倒」…。そんなことは一瞬で報われます。何をおいても、最新コンロ、導入してください!
5,スチールワゴン ダンボールたて 洗剤置き
リビングを広くするために、センターテーブルを撤去したわが家。ソファの立ち座りが楽でとってもよいんですが、リモコンやティッシュボックスの置き場に困る。
軽くて存在感のないリビングワゴンはないものか?
ワゴンと言えば世界の名品「ボビーワゴン」👇などもありますが、私はいろんな家でこれがほこりをかぶり、あまり活用されていないのを知っている(引き出しって結局出し入れしなくなるし、プラスティックはホコリを吸着する)。
イケアやニトリ?といろいろ物色した結果、男子が選んだのが、白くてシンプルなスチール家具で躍進中の「山崎実業」のこれ。
スチール家具って、「重い、安っぽい、ダサい」…で敬遠してきたんですが、届いてみると「軽い、シンプル、おしゃれ」。キャスターでコロコロかる~く動き、何があるか見えるので、テーブル下とサイドテーブルの間で大活躍。
ティッシュはもちろん、各種リモコン、雑誌、耳かき、ツボ押し道具を収納しつつ、1時的にドリンクや軽食を載せて使うのにも超便利。懸案のテーブルの上も片づきました。
気づくとわが家は山崎実業グッズが増殖中。スチール製って、プラスティックのようにホコリや汚れを吸着しないので、意外と清潔なんですよ。
見た目のすっきり感だけでなく、かゆいところに手が届く使い勝手がすばらしい。おすすめです。
【健康は空気から】
6,自動お掃除機能つきエアコン
エアコンは、2年に1度は業者に掃除を依頼してはいましたが、10年以上たつと寿命を迎えます。空調家電は省エネ機能が年々進歩するので、買い替えた方がお得とも言う。さっそく夫と息子が機種選定。
問題は掃除機能。業者さんから構造が複雑で掃除が難しいときいてたし、価格が跳ね上がるので、及び腰だった私。
しかし、息子が「年齢と共に絶対手入れできなくなるから、掃除機能必須」と主張し、お高い機種に。確かにうちのリビングの天井は高くて、脚立に乗らないとフィルターがはずせないため、手入れ実績は数えるほど…。
スイッチを切ると内部のロボットがゴトゴトと動いて、内部を乾燥させ、フィルターや熱交換器のフィンのホコリを掃除してくれます。
その分電気代がかかる?と思いますが、フィルターやフィンがホコリだらけな方が負荷がかかって電気代を食うし、故障の原因にもなるので、こちらの方が理にかなってますね。
恐るべし。AI快適機能。たまには取説を読んで、使いこなせるように勉強しようかな…?
7,空気清浄機
幼少時ぜんそくだった息子。花粉症&鼻炎もちなため、空調家電に目覚めました。
同じく花粉症族の夫と結託し、導入されたのがこちら。
桜畑の父は建設・設備が専門。今でこそ「うるる・さらら・ぴちょん」とかのキャラで一般消費者に媚びてますが、業務用発のダイキンさんの実力はすごい!ときかされていました。さすがは孫。渋いチョイスではないか…。
男子2人は鼻をかむ回数と安眠で効果を実感。私は棚に降り積もるホコリが激減し、部屋の匂いがよくなったのが実は嬉しい…!
内部のフィルターは週1度手入れが必要ですが、かるいホコリですぐとれる。エアコンと違って取り外しもかんたん。
奥に設置された集塵タフフィルタは手入れ不要で10年目に交換するのみ。
思ったよりメンテナンスはラクです。っていうか、実はある工夫で、メンテをラクにしているんです。その秘密は、次項へ!
8、加湿器、除湿機
加湿器には種類がありますが、空気清浄機付属の加湿器は「気化式」。フィルターに水を送って加湿するこのタイプは、フィルターがもじゃもじゃしていてカビやすく、手入れがものすごくたいへん。
自室で試してそれを痛感した息子は、空気清浄機の加湿機能は封印。
お湯を沸かして蒸発させるだけの「スチーム式」という、超シンプルな加湿器を併用するのがベストと結論したわけですね。
魔法びん式の加湿器は電気代はかかりますが、もじゃもじゃフィルターが一切なし。水が蒸発したら入れるだけ…というシンプルさ。たまにクエン酸でカルキを除くだけなので、私らでも容易に手入れできます。
冬中これをかけていたら、近くの観葉植物がもじゃもじゃに(笑)。朝のノド痛や乾燥もなくなり、効果を実感しています。
そして梅雨時から秋雨が終わるまで北側の部屋で稼働している除湿機。いつも梅雨時に湿気で音が湿る楽器の調子がとてもよいことがわかって、これだけは自分で買い足しました。
毎日生産される7リットルの水を植物に還元していると、いかに室内が湿気ているかを実感します。梅雨時のカビ臭もなくなり居心地もアップ。マンションの北側の部屋で、結露する部屋には必須ですね~。
9,静音サーキュレーター
夏のクーラー、冬の暖房。四季のある日本で快適に暮らすには欠かせないエアコン=エアーコンディショナー=空気を調節する機械。欠点と言えば冷気は下に、暖気は上に溜まりやすいこと。天井高の高いうちのリビングはこれが顕著。
なので背面から空気を吸いこみ、螺旋の風をまっすぐに飛ばすことで、部屋の空気をかき混ぜるサーキュレーターは10年ほど前に導入。真っ黒なドイツ製で超強力ながら、超うるさく、ホコリがつもると悪目立ちするのが辛かった。
これが壊れたので、「うるさいし、扇風機があるからいい」と言ったのですが、「役割が違う」と一蹴され、新しい子がやってきました。
初日、消して寝るのを忘れました。つまり、とーっても静かで、動いてることに気づかないほど。首の角度も上90度~下20度までと自在。白くておしゃれで存在感なく、日本の誇る安くて高性能のアイリスオーヤマ製、2000円ちょっと!
置き場所は、夏はエアコンの送風口から2,3メートルの冷気が落ちてくるところで、斜め上に向ける。冬は加湿器の隣に置いて、真上に向けて天井に当て、暖気を回します。
エラソーに書いているけど、いろいろ研究して置き場所や角度を決めてくれたのは男子チーム。そこまで情熱持てない私にも、快適空間をつくってくれて有り難い、有り難い…。
エアコンを活かすも殺すも空気の流れ。静かになったサーキュレーター、おすすめです。
まとめ 家電で快適、健康になることってあるらしい
戦後の主婦を終わりなき家事から開放した家電たち。0→1は感動だったでしょうが、子どもの頃から家電に囲まれた私達にはもはや、そんなにエキサイティングなものでもない。
しかし、メカ好き男子はやっぱり、新しい機器やら進化した最新機種に目がない。すったもんだの末、導入された家電や家具は、
いやー、これ買ってきてくれてよかったわ~、もう手放せないっ!
ってなることの繰り返し。
空調家電、特に空気清浄機なんて宗教でしょ(笑)って思ってた私ですが、ここ数年誰も風邪をひかないのも、寝ている間に喉を痛めてウイルスが侵食しなくなったせいかも…と考え直しているこの頃…。
今から昭和の暮らしに戻っても別に大丈夫な生活力はあれど、暮らしの中で、社会や科学の進歩に感動することも必要かもしれませんね。
というわけで、共働き家事の効率化 ズボラ男子が起こすイノベーション9選【家電・家具編】をお届けしました。
それではまたっ!