こんにちは。桜畑です。セミリタイアしたとはいえ、PCは調べ物や趣味関係の事務仕事、ブログを書く、映像を見る、音楽を流すなどなど、大活躍の毎日。図書館やカフェなど、家の外で使うことも増えてきました。
外で使うときは、バッテリーが落ちそうになると、充電できる場所に移動。場所代がチャリーン…、カフェ代がチャリーン…と出て行きます。
そんなある日、世の中にはノートPCを充電できるモバイルバッテリーというものが存在することに気づきました!
さっそく導入してみたら、ますます場所を気にせずに作業ができて、超快適な上、場所代がかからなくなって結果的に節約にもなるんですねぇ。
というわけで、セミリタイアひきこもり、半径500メートル生活の私が愛用するPCとモバイルバッテリー、その他の装備をご紹介していきましょうっ!
目次
1,おすすめPC「SurfacePro」かるくて速くて、なんでもできる
メインで使っているPCは、マイクロソフトのSurfacePro(第5世代)。Windowsベースなので、たまに必要になるワード、エクセルもサクサクと動くし、タブレットやテレビみたいにも使えて本当に便利! 一日の半分以上いっしょにいます。退職のときに引き取った重くて遅いビジネス用のノートPC、まったく使わなくなっちゃいました。
かるくて速いので、図書館やカフェに持っていって作業するのもめっちゃ快適。となると、気になるのがバッテリーのもち時間です。3.5時間くらい作業すると、画面が暗くなって、セーブモードに入ってしまうんですよね(残容量20%で節約モードに設定)。まあ、3年くらい使ってるからしょうがない。
図書館に電源を使えるワークスペースがあるんですが、使用料が半日400円。電源カフェに移動すると飲み物代がかかる。そして電源を使えるスペースは、すごく狭くて隣の人と密。混んでるときは、狭い檻に閉じ込められたブロイラー(鶏)の気分…。
やはり自前の電源が欲しいっ!
2,アンカーの大容量モバイルバッテリーを入手する
①なぜアンカー?
アンカー(Anker Innovations Technology Limited)は米グーグル社でエンジニアをしていたスティーブン・ヤンさんという若者が、ノートPC用に安価で高品質なバッテリーをつくりたい、と起業した会社だそうです。シンプルなデザイン、安定した品質、ネット販売中心でリーズナブルな価格。人気なのもうなずけます。
うちもAnkerファンの息子のおかげで、家中の充電器やケーブルが、ほぼアンカー製品。統一感が出るし、充電が速く、発火におびえる必要もなくてGood!です。
➁アンカーのノートPC用モバイルバッテリーは、これ
ノートパソコンの充電には高いワット数、電圧、バッテリー容量が必要で、スマホ用の小さな充電器では充分な充電ができません。
Ankerでは容量「20000mmAh以上」が「超大容量モバイルバッテリー」と呼ばれ、ノートパソコン用としてすすめられています。
4台の機器を同時充電できるハイスペックなものもありますが、今のところSurfaceとスマホくらいしか使わないので、[Amazon’s choice]のAnker PowerCore III Elite 25600 60W 充電器&充電ケーブルつきを選びました。
対応機種一覧の中にSurfaceがないのが少々不安。事前にAmazonのサイトで質問して、複数名から「問題なし、使えてますよ」っていう返答をもらってから買いました。
※古いSurfaceproシリーズは、USB-type-C 端子(つなぐための穴)がないので、上記のバッテリーを使うためにはSurfaceconnect対応のUSBケーブルが必要です。ケーブルについては事項で書きます。
3,SurfaceProをモバイルバッテリーで充電するためのケーブル
①SurfacePro5付属のケーブルでは充電できない
さて、SurfaceProを上記のモバイルバッテリーで充電するために、もうひとつ必要なもの。
それがSurfaceconnect端子を持ったUSBタイプCのケーブル↑です。
Surfaceconnect端子とは、日本の炊飯器を見て思いついたという、独自形状のマグネット式のコネクター。薄い側面にピタッとラクに固定でき、ケーブルが引っ張られたらサッとはずれるすぐれもの。着脱がかんたんなので、別室で動画を見るとか、リビングでタブレットとして使うときに、パッとはずせて安全で、ものすごく便利なんです。
ところがこのケーブル、電源をとる側が付属のACアダプターにはめるタイプ↑なんです(涙)。こだわりと言えばこだわりですが、これではUSBで電力を供給するモバイルバッテリーに使えません。
*SurfacePro7からはUSB Type-Cポートが搭載され、よくあるケーブルでも充電できるそうです(!)。
➁SurfacePro用のUSBケーブル。軽くてラクでおしゃれ
そんな人のために、親切なメーカーさんが、Surfaceconnect端子のケーブルをいろいろつくってくださっています。もちろんUSB-Cタイプのも。
私が買ったのはこちらのブルー。
レッド、ブルー、ブラックの3色があります。
ナイロン編みのひも部分がおしゃれ。軽くてしなやかな質感で、小さく丸めて持ち運びやすい。かゆいところに手が届く代替品が、すぐ手に入る世の中。有り難いですねぇ。
4,PC用モバイルバッテリーを使ってみる。超速充電!優秀!!
①届きました!大きさ重さは?
25600mAhの超大容量モバイルバッテリー【PowerCore III Elite 25600 60W】。バッテリー容量を表すmAhの数値は、大きければ大きいほどパワフルになっていくと同時に、大きく重たくなっていくとか。通販だと大きさと重さが実感できないので、届くまでは「落として足がつぶれたらどうしよう…」「重すぎて結局持ち歩けないかも…」と心配でした。
実際に手にしてみると、想像した弁当箱のような大きさではなく、男性の手のひらサイズ。重さ約600g。小さい割に持ち重りするのでずっしり感じますが、500mlのペットボトル+肉まんと思えば大したことはないんですね。
つや消しな仕上げとゆるやかなカーブ、専用ポーチもていねいなつくりで、全体的にかっこいい。愛情がめばえます。
➁実際に使ってみると?
さっそくSurfaceProと共に、バッグへ入れて、図書館へ。電源のない無料学習室でパチパチ作業していると、3時間半後、画面が暗くなって省電力モード突入。以前ならここで電源のある有料デスクかカフェに移動を余儀なくされましたが、今日は、バッテリーがあるんですね。
大容量充電器にケーブルをつなぐと…すぐに画面の明るさ復活です。18%まで落ちた電源は「あと36分で充電完了」の表示に!! は、速い。さすが大容量でPDでPowerIQ 3.0でQC対応……ってよくわからないけど、とにかくすごい威力です。その後3時間、繋ぎっぱなしでサクサクと作業をすすめることができました。電源、まだ半分くらい残ってる…!
③バッテリー代金はすぐに取り戻せる
さて、このAnker PowerCore III Elite 25600 60W(充電器つき)は、Amazonで10,990円なんですが、「アマゾンプライムデー」を待って割引15%。さらにAmazonポイントを使って7,342円で入手しました。
PCのバッテリーがなくなった時、以前のように図書館の有料電源デスクやカフェに行っていたら、その都度お金がかかります。バッテリー代をカフェ価格で割ってみましょう。
スタバの最低料金は、ドリップコーヒーの319円(税込み)。
モバイルバッテリー代7,342円÷319円≓23
なので、23回使えば、元がとれたことになります。楽勝ですね。
こうして電源難民から脱却できて、どこにいても引越せず、安心して作業できます。PC用モバイルバッテリー、本当に買ってよかったです!
セットで買った高速充電器とケーブル(この大容量バッテリーを充電するための充電器)はこんな感じの製品👇。3時間で充電完了! パワフル!! もちろん、ほかの電子機器にも使えます👍
④スペックをかんたんに説明
すっかりお気に入りの大容量モバイルバッテリー「Anker PowerCore III Elite 25600 60W」(充電器付き)。スペック表示がこむずかしいので、ざっくり私なりに読み解いたことを書いておきますね。
- Anker独自の急速充電技術がさらに改善された上に、世界で認められている2つの急速充電規格にも対応した自信作ですよ。
- ケーブルをつなぐ穴のうち、小さい方は、USB-Cという最新タイプになってるよ。USB PD(PowerDelivery=パワーデリバリー)という規格をクリアしていて、最大で60Wの力が出るんだ。USBーCで充電できるノートPCを、ものすごく速く充電できますっ!
- 1時間に25600ミリアンペアっていう、モバイルバッテリーとしてはすごーく多い電力量を流せるから、いろんなノートPCを、ばっちり、フルで充電できるんだぜっ!
- このモバイルバッテリー自身を充電するときは、付属の充電器とケーブルを使ってね。全部同じ、最新の高速な規格だから、3時間で満タンになるよ!
- そのほかにUSB-Aっていう穴(口)も2つつけといたから、スマホとかタブレットも同時に充電しちゃってね。1個だけ使うときのパワーは18Wだよ。
5,その他サーフェスを使うのに、愛用している周辺機器
①コンセントにつなぐサブ充電器も購入
せっかくなので、新しいUSBケーブルに合わせて、コンセントにつなぐACアダプタ(USB充電器)も買いました。
コンパクトでなんでも充電でき、抜き差しもラク。ケーブルと色もあっているので、すごく気に入って、結局持ち歩き用だけでなく、家でもこればかり使っています。(SurfaceProの純正品のアダプタは黒くて大きくて重くて壊れやすいと不評)。
こうした、コンセントにつなぐタイプの充電器も、スマホやタブレット用よりパワフルなものが必要です。最低条件は「45w以上、15v以上、PD(パワーデリバリー)対応」。でもスペックをいちいち確認するのはめんどくさいので「SurfacePro対応」で探しました。
ケーブルとの相性も「これを買った人はこれを買っています」というAmazonのサジェスト機能を手がかりに探せばオッケーですね。万一合わなければ返品可能だし。
②その他、ときどき使う付属品
さて、Surfaceをメインで使うにあたり、他にも必要なものが出てきます。順に紹介します。
マウス
楽器演奏の影響でたまに腱鞘炎になるので、これを使ってます。手首をねじらずに操作できるので、体にとってもやさしいです。
ちなみにせっかくのSurfaceのタッチスクリーン(指で操作できる画面)ですが、パソコンとして使う場合、垂直に近い画面を指でタッチするのは、かなり手首に負担がかかります。あっという間に手首痛が発生しました(もともと痛めてるからだと思いますが)。
なので、手首を大事にしたいなら、上記のマウスを使うか、タイプカバー(キーボード)に付属のタッチパッドを使った方がよいです。👇
最近はタッチパッドの操作に慣れてきて、マウスを使う機会が激減しています。面積が広く高機能。指先のかるい動きですべての操作が完結するので、魔法使いになった気分。手首や肩に負担がかからず、すごーくラクですね。いちばん体にいいのはこっちかも👇
ハブ
SurfaceproはUSBポート(穴)がひとつしかないので、マウス+何かを使いたいときに必須です。安心のAnker製品!
純正のドッキングステーションというのもありますが、18,999円というお値段に目が点。いろいろ挿して使いたい方には便利かも。👇
DVDプレーヤー
たまにつないで、CD音源を取り込みます。速くて安定しています。ウルトラスリムなので、引き出しの中に入れてもじゃまになりません。ケーブルを本体に収納できるのも嬉しい。
テンキー
パソコンで家計簿をつけていた頃は必須でした。ひとつあると、グーグルスプレッドシートやエクセルで数表をつくるときなど、やはり便利。今はおしゃれなのがいっぱいあるんですねぇ、見てるだけで楽しい。
今買うならこれかなぁ。ホワイトは選択肢が少ないので選びやすい。
いやぁ、こなんのもかわいいですね。
機能拡張、ガジェット選び…も含め、PC機器は趣味と実益を兼ねたおとなの娯楽。セミリタイアひきこもり族に最適ですね。横浜がラスベガスになっても、家でパソコンと遊んでる方が楽しいだろうなぁ、きっと。
最後、脱線気味ですが、大容量PCバッテリーは、家やオフィス以外で長時間作業したい人にはとっても便利だと思うので、おすすめしてみました。最後にちゃんとした説明文を載せておきますね。
それではまたっ!
「Anker PowerCore III Elite 25600 60W」について
PowerIQ 3.0 (Gen2):Anker独自技術PowerIQ 3.0が新しくなりました。USB Power Deliveryとの互換性をさらに高めながら、Qualcomm Quick Chargeなどの充電規格にも対応し、より幅広い機器へのフルスピード充電が可能となりました。フルスピード充電:PD対応のUSB-Cポートは最大60Wの高出力に対応し、お使いのMacBookやLenovo、HPなどのUSB-C対応のノートPCにフルスピード充電が可能です。付属の充電器を使用することで約3時間でバッテリー本体を満充電することが可能です。
超大容量:25600mAhの超大容量でiPhone 11を約6回、Galaxy S20を4回以上、MacBook Pro 13インチを1回以上充電できます。
3台同時充電:60W出力のUSB-Cポート、合計15W出力の2つのUSB-Aポートから、最大3つの機器へ同時にフルスピード充電が可能です。 ※USB-Aポートを単体で使用する場合、出力は18Wです。
商品ページより引用