



こんにちは。フルタイム共働き30年。子育て終了と同時にセミリタイアした桜畑です。
このブログでよく読まれてる記事のベスト3にいつも入ってるのが『共働きで夕飯づくりが辛い!を解決する7つのこと』。
みんな悩んでるんですね…。「仕事」&「通勤(痛)後」、一日でいちばんくたびれてるときの夕食づくり。
共働きに限らず、食卓の栄養バランスを一挙に解決するのが「具だくさんの汁物」です。
そしてつくるなら「みそ汁」ではなくて、かんたんでアレンジ自在な「スープ」をつくろう!
と桜畑は強くおすすめしたい。
なぜなら、「カレーは飲み物」じゃないですが、
「野菜は飲み物」と言いたいほど、するすると大量の野菜が摂取できるからです。
その前に、「なんで会社で充分働いた上に、ごはん作りもしなきゃならないのか?」について書きたくなったので前置きが長い(笑)です。
今すぐおいしいスープをつくるヒントが知りたい人は目次の「5番」に飛んでくださいね~。
こんな悩みを解決
一日働いてごはんづくりって大変すぎない?
なんで共働きなのに、家で夕食をつくる人が多いの?
時間をかけずバランスのいい食事って?
冷蔵庫で余った野菜、どうしたら?
目次
1,夕食づくりという「時間外労働」はなぜ発生したか




①仕事+夕食づくりって本当は働きすぎ
キリストは言っています。
「一日の苦労は一日で足れり(足りている)」
昔(産業革命の初期)は労働者を14~18時間とか働かせてました。それじゃあんまりだというので8時間労働が誕生。
なので、人間の「一日の苦労」は仕事7~8時間で十分というのが今の考え方。
でも、買い物だのご飯づくりも「苦労」「労働」と考えたら、明らかに働きすぎですよね。
人によっては、「育児」っていう超ハードな肉体&精神労働が加わります。
だから無理に家でご飯をつくらなくてもいいんですよね。じゃないと、結婚や育児をする人がますます減っていく。
がんばって健康的な食事づくりや子育てをしたところで、誰も給料をくれるわけじゃないし…
②昔は間接的に夕飯作りにも給料がでてた?!
ところがなんと、1980年代ころまで、会社は従業員の妻と家族の生活費の分まで給料を出してくれてました。
専業主婦の多かった時代(ピークは1975年頃)ですね。
「労働者が翌朝元気で働けるように戻ってくる(再生産)には、家族の支えが必要。
だから家族は労働者の必要経費」。
その分もお金あげるし、クビにしないから、お父さんは24時間働いてね!っていうのが戦後からバブルまでの日本でした。
③いつの間にか二重労働が当たり前に
ところがまあ、なんということでしょう~。
バブル経済崩壊に、リーマンショック、少子高齢化、人口減少…。
気づいたら日本は、成熟したといえば聞こえはいいけど、低成長な国になりさがってました。
(もう、奥さんにも働いてもらわなきゃあ無理だなぁ)と考えた会社と社会。
「奥さん、ひとりで家にいてもつまんないでしょ。これからは女性も自立。夫と対等な関係。家事を助ける家電を揃えて、みんな社会にでて働いてくださいねぇ」ってなりました。
というわけで、結婚して共働きがはじまると、「一日の苦労」にプラスして、夜ご飯づくりっていう問題が起きるようになりました。仕事+家事というシャドーワーク(影の仕事)=「二重労働」です。
2,外食やテイクアウトでは解決しない




①外食三昧できる人は少数派
すごーくお金があれば、毎日外食するとか、ウーバー頼むとか、デパ地下や成城石井の惣菜三昧で乗り切ってもいい。実際そういう人も存在する。
だけど、そんなにお金に余裕があるってことは、本当はどっちかは忙しく働かなくていいはず。なので、実際に外食三昧できる共働き夫婦って、少数派です。
②コスパがわるい
たとえば、みんな大好き「ミートソーススパゲティ」
原価を考えると…
ママーの早ゆで6分スパゲティが100g80円。
ミートソースをまとめてつくれば99円
家なら材料費200円でできる「ミートソーススパゲティ」。
サイゼリアの「ミートソースボロニア風」でも399円(かろうじて勝った)。
代官山の高級フレンチ「THE ROSE」の尾崎牛のミートソースパスタは1800円(よし!)。
じゃあ、サイゼリアが2倍うまい!とか尾崎牛の方が9倍おいしいか?というと、そんなこともない。
往復や待ち時間も含め、結構時間やエネルギーをとられます。その間テレビも見られないし、洗濯機も回せない。
平日の夜の外食、意外とおっくうですよね。
③栄養バランスが偏る
外食=麺、ご飯、ポテト、パン等炭水化物多め。味つけ濃い目。野菜少なめ(またはクソ高い)。
お惣菜も同じ。脂肪分と炭水化物を固めた「コロッケ」や「唐揚げ」は安い。
おひたし、サラダなど、原価が安くても手間がかかる野菜料理は割高。
健康的に食べようとすると、コスパがわるいんですよね…。
④飽きる
外食もお惣菜もウーバーもテイクアウトも、いつ食べても同じ味。商品なんだから一定品質。万人がおいしいと感じる味。
そのうえ、高級レストランでもなければ、「熟成本仕込み」的な本物の調味料やだしなんて使えない。化学調味料やエキスで味をととのえてる。
たまに食べるとおいしくて麻薬性はあるけど、翌日はもういいや…ってなるのはそのせい。
家のごはんは、新鮮な材料やお高めな調味料を使っても、外食や惣菜より安くおいしくなることが多い。
人がつくるから毎回味も材料も微妙に違う。何より作りたてはおいしい!
結局飽きがこないのは、家でつくったごはんなんですよね。
⑤健康にわるい
外食や惣菜ですませていて、一番コワイのは、炭水化物や脂肪をたくさんとり、濃い味に慣れてしまうこと。
その結果、糖尿病、脳や心臓の血管障害等で、早くから成人病になったり、寿命が縮む。
究極的には、これを避けるために家でごはんをつくった方が…って思います。
人生100年時代、何より大事なのは、「自由に活動できる体と命」ですもんねぇ。
3,具だくさんの汁物は最強




①栄養バランスを爆上げするのは「汁物」
というわけで、ようやく本題です。
夕飯作りが辛い。でも外食とかはお金かかるし早死にしたくないから、家でつくって食べたい。
なるべく楽に…。
というときに、疲れてても野菜が大量に摂取できる「具だくさんの汁物」は最強です。くたびれた大人や、咀嚼力のない子どもも、するするーっと野菜を大量に摂取できます。
肉や魚など、メインになる料理は、洗ったり刻んだりしないから、さほど手間がかからない。なんなら買ってきてもオーケー。
そして具だくさんの汁物があれば、とりあえずビタミン・ミネラル・繊維質がとれる!
栄養的にはOKという安心感があるんですよね。
②みそ汁をすすめない理由
汁物っていうと、みんな大好き「みそ汁」が思い浮かぶ。
たしかに、ぷーんとただようみその香りや、お腹のなかにじんわり広がるあったかさは魅力的。
しかし!!みそ汁づくりは工程が多い。
- 湯を沸かす
- だしをとる(またはだしの素を入れる)
- 具材を順に入れて、ちょうどよく火を通していく(めんどう)
- ちょうどよい分量のみそを溶き入れる(むずい)
- 煮立つ寸前に火を止める(あ~、また吹いちゃった…)
具材も、「わかめを水でもどして切る」とか、「油揚げを油抜きして刻む」とか。少量なのに手間がかかるものが多いし、火加減等に気を使う。
帰宅後の貴重な心のエネルギーを奪われがちなんですよね。
加えて塩分も多くなりがちだし、ズッキーニ、セロリ、ピーマンとか、西洋野菜が入れづらい。
③スープはシンプル
「みそ汁様」は、日本の伝統食だけに、おいしくつくるためには非常に気を使う。
しかし、「スープくん」は外国人。「フォン・ド・ヴォー」とか「フォーティチァン」とか高貴なスープ族について、私たちはよく知らない。
なので、「本来はこうやってつくるものだ!」という重圧がなく、かんたん、テキトーにつくっても、まったく罪悪感がないですよね~。
テキトーに野菜を切って、好みで肉系のものを足して煮る。マギーブイヨンとか中華スープの素的なやつを、ポンと入れればできあがる。
なんならスープの素がなくても、肉や野菜を煮ただけでも、意外とおいしいだしが出る。味付けは塩、好みでコショウを入れればOK。
シンプル~~!! シンプル・イズ・ベスト!!
4,共働きの人にスープをすすめる理由




①工程がシンプルで失敗がない
上記のとおり、スープはみそ汁に比べて、「だしをとる」「みそをとく」がない上、ちまちました下ごしらえが少ない。
野菜は火が通っていれば、硬めでも柔らかめでも、そういうもんか…っていう味のスープになるし、水をたっぷり入れて煮るので、焦がすことはない。
味が濃すぎたら水を足し、薄ければテーブルで塩をふってもOK。
気を使うところが少なく、疲れて帰ってきてぼんやりした頭(笑)でもなんとなく失敗なくつくれます。
令和の世に「キミのみそ汁が飲みたい」とか寝ぼけたことを言ってるおにいさんには、「マルコメ 生みそ汁 料亭の味 即席味噌汁シリーズ」がおすすめです。コスパがよくて味もそこそこ。少し塩分強めなので、表記より湯の量を増やしましょう。
②野菜をたくさん使える
カレー食べたい!に備えて、どこの家にもあるじゃがいも、玉ねぎ、人参。
余らせがちな、大根、キャベツ、かぶ、トマト、ネギなども、ザクザク切って煮込めばかさも減り、どんどん食べられる。
みそ汁にたくさん入れるには?な西洋野菜、ズッキーニ、トマト、ピーマン等も違和感がなく入れられる。
その時安い野菜、冷蔵庫で余った野菜、レシピが思い浮かばない野菜も、懐深く受け入れてくれる。
みそ汁はみそとの相性もあるし、やさしい味付けなので、クセのあるものは難しいですからね。
③つくりおきができる
みそ汁は「みその香りがとばないうちにいただきましょう」とかいう。みそは温め直すと、どんどん煮詰まって味が落ちます。そしてなぜか、いたみも早い(特に豆腐、じゃがいも入り)。
スープは前日とか朝につくっておいて置くことができます。
なんなら保温調理*すれば、放置しておいしいスープができます。
残ったスープは冬ならそのまま、夏は冷蔵庫においておいても2,3日食べられます。
*保温できる鍋や、ふつうの鍋に厚手の帽子をかぶせ、中温で保温して煮込む調理法
④味変ができる
みそ汁は完成された料理で、それ以上のアレンジは難しい。
スープなら、1日目はコンソメ味、2日目はトマト味、3日目はカレー風味…
みたいに変幻自在です。
途中でコーンや豆など具材を足してもいいし、ほんとうに自由度が高い。
うまくやれば、家族も昨日のスープって気づかないかも…。
⑤冷蔵庫の半端材料を使える
共稼ぎ時代、食材宅配サービスを使いまくっていた桜畑。
*参考 【OISIX】共働きのごはんづくりが辛い! おすすめの食材宅配サービスと、上手な活用方法【評判】
食材のまとめ買いはすごく時短になるけど、次の食材が来る日前に使い切るのが大変。
中途半端に残ったキャベツやレタスや根菜、ベーコンやハムやひき肉などなど、大抵のものはスープになります。
特に、根菜を受け入れてくれるのが嬉しいですね。
「明日はオイシックスが届く!冷蔵庫を開けなくちゃ!」
と焦ったときに、なんでも入れてつくる闇鍋スープ。家族に「いろいろ入ってて豪華だね!」とか言われる陰で
「スープって、食材のブラックホールだな…」と思ってましたよ👍
5,かんたんでおいしいスープの作り方




①10分でつくりたいなら
ちぎるだけ、缶を開けるだけ、買ってきてポン…的な食材でつくれるスープをひとつ、得意技にして、その材料を常備しておきましょう!
レタスと貝柱のスープ
湯を沸かし、ちぎったレタスと貝柱缶を入れ、中華スープの素を足し、塩で調味。
✔余裕があれば
- 片栗粉でとろみをつける
- 卵を溶きいれる
- 牛乳やクリームを足す
- 春雨(乾燥)を入れる
②余ったキャベツをなんとかしたいとき
ベーコンさえあれば、なぜかおいしくなるキャベツ。ベーコンは切って平たくして冷凍しておくと、出してすぐ使えます。
キャベツとベーコンのスープ
キャベツをざく切りにし、ベーコンや残った肉類とオリーブ油で炒め、水を注ぎ、柔らかくなるまで煮る。ブイヨンを足し、塩で味つけ。
✔余裕があれば
- 白ワインやこしょうをプラスする
- 人参、セロリ、玉ねぎ等、野菜の種類を増やす
- 好みで水の半分を牛乳に
- 最後にチーズを入れる
③カレーの材料でカレーじゃないものを
じゃがいも、人参、玉ねぎのカレー三兄弟は、常備してる人も多いはず。玉ねぎは買ったとき皮をむいちゃうと、使うときのハードルが下がる。人参は栄養が皮にあるので、むかなくてもよし。急ぐときはぜんぶ角切りにすると早く煮えます。
カレーじゃないスープ
じゃがいも、人参、玉ねぎを一口大に切って、好きな肉と軽く炒めて水を注ぐ。沸騰したらトマト缶または、トマトソース缶を入れる。ブイヨンを足し、塩で調味。
✔余裕があれば
- ビーンズ缶をプラス
- 野菜が半分煮えた感じになったら、マカロニ(乾燥のまま)をプラス
うちで常備しているトマトソースはこちら。クセがなくて、コクのあるトマト系のスープ、シチューがあっという間にできます。安売りのときにまとめ買い!
④包丁とまな板を使わない簡単具材
工程を減らすには、手間のかからない具材を使うこと。
以下に便利具材をあげてみました
- 買ってきたらそのまんま投げ込める具材
- コーン/シャンピニオン/豆(缶詰・パック)
- ミニトマト、カット野菜
- マカロニ、小分け春雨(中華味のとき)、
- シュレッドチーズ、ベーコン、ハム、ソーセージ、
- ひき肉類(パラパラ冷凍が便利)、冷凍エビ/イカetc.
- ちぎるだけでもいい具材
- レタス、キャベツ、
- マイタケ、シメジ、
- ノリ、カニカマ、豆腐etc.
- 余った時に冷凍しておくと使える具材
- 鶏肉、豚肉、牛肉など(細かめに切って平たくして冷凍)
- ネギ/青ネギ類(輪切りに)パセリ きのこ類、ゆでた豆
- 小さいハンバーグやミートボール ブロックのハム(角切りに)
⑤なんかおいしい!と思わせるには
鶏ガラや牛骨で煮出したスープと違い、「スープの素」はどうしても平板な味になりがち。
でもこれを足すと、旨味がでて、「なんだかコクがあっておいしいね」ってなるものは
- バター
- クリーム
- 牛乳
- チーズ
- ワイン
- 干し椎茸のもどし汁(中華スープの場合)
など。
干し椎茸は水につけて保存容器に入れ、冷蔵しておくと便利ですね。
6,まとめ 息をするようにスープをつくろう




みそ汁は習慣でつくれる人も、スープってちょっとめんどうな気がするかも。
でも実は…
- 工程が少なくて、考えなくてもつくれる
- 焦がす、味が濃い、薄いなどの失敗がない
- 野菜は飲みもの?ってほど大量に野菜が摂取できる
- 時間のあるときにつくっておける
- 具材、味の変化が無限
- スープジャーに入れればお弁当にも
と、共働きの家庭にはメリットが大きいです。
知り合いのワーキングマザーの先輩は、健康診断で「糖尿病になりかけ」💀と言われたのがきっかけで、「健康野菜スープ」をつくりはじめました。
先輩の4日分つくる野菜スープ
✔キャベツ半分
✔玉ねぎ1個
✔セロリ1本
✔トマト2個
●ぜんぶ六等分くらいにざっくり切り、トマト缶とスープの素と水をがーっと注いで圧力鍋で煮込む
夫婦ふたりなので、4日に1度つくればいいと。
ワンパターンでも何年にもわたって続けていて、持続力に感心。もう習慣化していて、考えなくても手が動くんですね。
共働きの食事づくり。毎日つくらなくてもいいけど、やっぱりおうちご飯がいいな、どうしたら楽に野菜がとれるか?とか悩んでいる人は、スープづくり、ぜひ試してみてください。
そして、体が勝手に動いてつくれてしまう、あなたの家の「ド定番レシピ」を見つけましょう!
一生の料理生活がほんとーに楽になりますから。
考えてみれば人生は、「息をするようにできてしまう良い習慣」をつくれるほどに、難易度は下がり、幸福度が高まっていきますよね。
それではまた!
